お彼岸の訪問挨拶はどう言う?挨拶文の書き方や例文も紹介
お彼岸に親戚などに挨拶回りをすることがあると思います。
そんな時どんなことを言ったらいいのでしょうか?また、伺えない時にお供えを送る場合の挨拶文の例文もまとめました。
お彼岸に訪問した時に言う事
お彼岸に親戚のお家などにお線香をあげに行くことがあると思います。そういう時に、どう挨拶をしたらいいのか悩みますよね。決まった言い方などあるのでしょうか。
挨拶の仕方の例
お彼岸といっても、基本的にこう言わないといけないという決まり文句はないでしょう。
自分「こんにちは、おじゃまします。」
相手「〇〇さんいらっしゃい。どうぞあがってください。暑かったでしょ。」
自分「暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、まだまだ暑いですね。」
こんなテンションではない場合もあると思いますが、親戚のお宅なら普通の世間話程度の会話になるでしょう。
「暑さ寒さも彼岸まで」というのはこの時期の決まり文句といえますが、若い人はなかなかすっと出てきませんよね。「本当に毎日暑いですね。〇〇さんは体調崩したりしていませんか?」などでもいいですね。
普通のお彼岸の訪問なら堅苦しく考える必要はないので、相手に合わせてお天気の話など無難にすればよいでしょう。
お宅にあがったらどうする?
お宅にあがったら、仏間に通されると思いますのでお線香をあげましょう。
その時に、持ってきたお供えもご仏壇にお供えします。「お線香をあげさせていただきます。」という場合もありますし、お線香をあげるのが当然ですので無言で仏壇に向かいあげる場合もあります。
お供えを置く場所は仏壇か祭壇、もしくは畳なら下にそのまま置いてもよいです。すでにいろんな方が訪問されて、お供えものが置いてあれば、それにならって置けばよいでしょう。
または、上がってから軽く挨拶をし「ご仏壇にお供えください。」と言って、お供えをお家の方に渡し、「お線香をあげさせていただきます。」とお線香をあげる場合もあるでしょう。
出迎えてくださったのが奥様など1人だけでしたら、お客様がお線香をあげている間にお茶などの準備をするためにいなくなることが多いです。
お線香をあげ終わったくらいでお茶を持ってきてくださって、「どうぞ、座ってください。」などと言われると思いますので、すすめられた席に座るのが通常です。
そしてお茶を頂いたり少しお話をしたら、早めにおいとましましょう。お彼岸の時期は、お墓参りに行ったりいろいろな方がお線香をあげにいらしたりと、相手も忙しい場合が多いので長居をしない方がよいでしょう。
玄関先で済ます場合は、挨拶をしたあと「ご仏壇にお供えください」と、持ってきたお供えを渡せばよいでしょう。
お彼岸のしきたりなどは地域やお宅によって違う場合もありますので、分からないことは家族やお姑さんに聞きましょう。
挨拶文の文例
お彼岸に伺えない場合は、お供えを送る場合もあります。そんな時に添える挨拶文の例文です。
一筆箋
長い文章を書く必要はないので一筆箋がおすすめです。文が短くても格好がつきます。
お彼岸にあたり、〇〇をお送りいたします。ご仏前にお供えください。
など一言添えればよいでしょう。少し長めにするなら、
この度はお伺いすることができず、心ばかりの品ですがご仏前にお供えいただければ幸いです。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、暑い日が続きます。
くれぐれもご自愛ください。
春の彼岸の場合は、赤字の所を「まだ寒い日もございます。」などと変えてくださいね。
まとめ
親や義両親などと一緒に行くなら、どんなことを言ってどんな行動をしていたか、よく覚えておくとよいですね。分からないことは、身近な人にどんどん聞くのがよいでしょう。