残暑見舞い例文 – 小学生から先生への書き方や内容例を紹介
先生から暑中見舞いをもらったとき、返事を書くなら残暑見舞いが一般的です。どんな内容を書いたらいいのか、文例をまとめました。
残暑見舞いを出す時期
残暑見舞いを出す時期は、立秋(8月7日頃)過ぎ~8月末頃までです。
暑中見舞いを出す時期は梅雨明けから立秋までですので、梅雨明けが遅いと暑中見舞いを出せる期間はとても短くなってしまいます。
ハガキをもらったからといって、返事を暑中見舞いとして慌てて出さなくても、残暑見舞いで出せばよいというのが一般的ですので、先生への返事も残暑見舞いとして出せばよいでしょう。
また、「暑中見舞いは貰っていないけれど出したい、でも暑中見舞いの時期が過ぎてしまった」という場合もあると思います。いきなり残暑見舞いを出してもいいのか疑問に思うかもしれませんが、出しても問題はありません。
残暑見舞いの書き方
基本的には暑中見舞いとあまり変わりはありません。
- 「残暑お見舞い申し上げます」の挨拶
- 先生はお元気ですか?(相手を気遣う言葉)
- 暑中見舞いのお礼
- 私はこうです(自分の近況)
- 先生も元気で過ごしてください
- これからもよろしくお願いします(結び)
小学生が書く内容ですので、大人の場合とは結びの部分は少し変えてあります。
大人の場合は「これからもよろしく」とはあまり書きませんが、小学生の場合は9月から確実にまたお世話になりますので、そういった言葉が入っていると先生も嬉しいと思います。
暑中見舞いと違うところは赤字の部分です。残暑見舞いは暑中見舞いの返事として出す場合も多いので、ハガキを頂いている場合はお礼も書きましょう。
書きたい事があるならたくさん書いても構いませんが、基本的には簡潔にまとめましょう。
小学生が先生へ出す場合の例文
1年生・2年生の例文
ざんしょおみまいもうしあげます
あついですが、おげんきですか?
ぼくはまいにちプールにいっています。
せんせいもたくさんなつのおもいでをつくってください。
がっこうであえるのをたのしみにしています。
ざんしょおみまいもうしあげます
まいにちあついですが、先生はおげんきですか?
かわいいはがきをありがとうございました。
わたしはあさがおの花を見るのがまいにちたのしみです。
先生もかぜをひいたりしないようにきをつけてください。
9月からもよろしくおねがいします。
習った漢字はなるべく使った方がいいので、年齢によってそこは変えてください。自分の近況は、最近の出来事を自由に書けばよいでしょう。
結びのコメントは、他にも以下のようなものがおすすめです。
- また先生と〇〇をして遊ぶのを楽しみにしています
- 学校でせんせいの夏休みのお話を聞かせてください
- 9月からもがんばります
3年生・4年生の例文
残暑おみまい申し上げます
毎日暑いですが、先生はお元気ですか?
僕はサッカーの試合で、暑かったけれど勝つことができてうれしかったです。
先生も元気で過ごしてください。
また学校で会えるのを楽しみにしています。
残暑お見舞い申し上げます
暑い日が続いていますが、お元気ですか?
私はピアノの発表会のために、毎日練習しています。
先生も楽しい夏休みを過ごしてください。
また学校で先生のお話を聞きたいです。
これからもよろしくお願いします。
残暑お見舞い申し上げます
毎日暑いですが、お元気ですか?
暑中見舞いをありがとうございました。
〇〇が面白かったです。(ハガキの感想など)
まだまだ暑いですが、夏バテなどに気をつけてすごしてください。
「お見舞い」は書けないかもしれませんが、ひらがなだと格好がつきませんので、習っていなくても教えてあげて漢字で書いてもいいでしょう。
5年生・6年生の例文
残暑お見舞い申し上げます
毎日暑いですが、先生はいかがお過ごしですか?
僕は野球と塾ばかりの毎日ですが、友達とプールに行ったり楽しく過ごしています。
先生も体調に気をつけて、楽しい夏休みを過ごしてください。
残暑お見舞い申し上げます
暑い日が続きますが、先生はお元気ですか?
私はお盆に祖父母の家に行きました。
〇〇が楽しかったです。(旅の感想など)
先生も元気で、楽しい思い出をたくさん作ってください。
また学校で会えるのを楽しみにしています。
残暑お見舞い申し上げます
毎日暑いですが、お元気ですか?
暑中見舞いのおハガキをありがとうございました。
〇〇がかわいくて机に飾ってあります。
まだまだ暑い日が続きますが、体調に気をつけて元気に過ごしてください。
9月からもよろしくお願いします。
高学年になると、親が「こう書いたら?」と言っても「こんなこと書きたくない」とか「こういうことを書きたい!」などがあると思います。
自分の近況などは自分で考えると思いますので、基本はおさえつつ書きたいという事を書かせればよいでしょう。
出す前には親がチェックして、失礼なことがないか見ておくとよいですね。
まとめ
絵を描いたりするのが大変な場合は、涼しげな柄のあるハガキを使うといいですね。8月の終わりになると宿題の追い込みなどもあると思いますので、なるべく早めに出したいですね。