ICカードの裏表は?どっちでも反応するの?ICOCA/Suica/PASMO
ICOCAやSuica、PASMOなどのICカードに裏表はあるのでしょうか?
ケースに入れる時、どちら向きがいいのか?どちらの向きでタッチしても反応するのか気になったので調べました。
ICカードに裏表はある?
ICOCAやSuica、PASMO、nanaco、WAONなど、ICカードはたくさんありますね。タッチするだけで改札を通れたり、料金の支払いができるのでとても便利です。
ICOCAやSuica、PASMOなどの交通系ICカードは定期入れやカードケースに入れて使うことが多いと思います。透明な窓がある定期入れには表面が見えるように入れたいですよね。
タッチは絵や色がない裏側を下にしてしないといけないような雰囲気ですが、どちら向きにタッチをしたら良いのでしょうか?
結論から言うと、ICカードに裏表はありません。定期入れに入れる時はどちら向きで入れても大丈夫ですし、読み取り機にかざす時もどちらの面をかざしても、読み取ってくれます。
ICカードの仕組みは?
「どうして裏表がないの?」と思いますが、ICカードの中身は小さなICチップをプラスチックの板ではさんである状態です。中にはさまれたICチップが電波を通して読み込みなどをしてくれていますので、カード自体に裏表はありません。
見た目は、絵柄など印刷されているほうは読み取ってくれないんじゃないかと思いますが、電波はカードの薄いプラスチックなど関係なく通り抜けますので表裏は関係ないわけです。
ケースに入れたままでも大丈夫?
日本のほとんどの電子マネーカードは、非接触型のICカードです。非接触型とは読み取り機に触れなくても電波で反応するものですので、裏表は特に気にせず使うことができますし、ケースに入れたままでもタッチで反応します。
ですが、別のICカードが一緒に入っていたりするとうまく読み込めないことがありますので基本的には1枚で使うのが理想です。
財布でも、一番外側に入れてあれば入れたままタッチも大丈夫です。あまり分厚い財布の内側に入っていたり、他のICカードと一緒になっていると読み取れない可能性が高いので気をつけましょう。
スムーズに読み込めるのは読み取り機から25ミリくらいまでですので、間に金属などがなければバッグや財布に入れたままでも読み取れます。
ICカードを2枚持ちする場合は、ICカードセパレーターを使うと、かざした面のICカードのみ使うことが出来ますので検討してみてもいいかと思います。
またスマホケースに入れて使う場合は、スマホとの電磁干渉を防止するセパレーターを使うと良いでしょう。
まとめ
ICカードはカードに挟まれたICチップが電波で情報をやり取りしているため、裏表を気にする必要はなく、どちらの面をかざしても読み取りができます。